SNSが普及してよく耳にするようになった
PRとステマという言葉。
桃は過去に詐欺のものを紹介してたことがあったね
行政処分されたものや詐欺のものを紹介してしまった場合
その後の対処も大事だけど
何も触れずに記事だけ消していたんだよね
PRとステマの違いって?
PR(パブリック・リレーションズ)とステルスマーケティング(ステマ)は、
企業が商品やサービスを宣伝するための手法ですが、それぞれやり方が違うんです。
PR(パブリック・リレーションズ)
PRは、企業が自分たちのイメージや評判を良くするための広報活動のことです。
例えば
- プレスリリース: 新しい商品やサービスの情報を新聞やテレビに送って、ニュースにしてもらう。
- 記者会見やイベント: メディアやお客さんを集めて、新しい商品を発表したり、イベントを開いたりする。
- メディア対応: 新聞記者やブロガーと仲良くなって、良い記事を書いてもらう。
- ソーシャルメディア運営: 企業のSNSで情報を発信して、フォロワーと交流する。
PRのポイントは、自然に信頼を得ることを大事にしているところです。
ステルスマーケティング(ステマ)
ステマは、広告であることを隠して宣伝する方法です。
例えば
- 偽の口コミ: 本物のユーザーのふりをして、嘘のレビューを書く。
- サクラ(サクラレビュー): お金をもらってポジティブなコメントを書く人を雇う。
- ブログやSNSでのステマ: インフルエンサーにお金や商品を渡して、広告とバレないようにポジティブな投稿をしてもらう。
ステマの問題は、消費者が広告だと気づかずに信じてしまうことで、信頼性を損なうリスクがあるんです。
詐欺的な商品を紹介してしまった場合の影響
もしPRやステマで詐欺的な商品やサービスを紹介してしまった場合、その紹介者(インフルエンサー、ブロガー、YouTuberなど)は次のような影響を受けることがあります。
法的責任
詐欺的な商品を推奨した結果、消費者に被害が出た場合、法的に責任を問われることがあります。特に故意に詐欺的な商品を宣伝した場合、詐欺行為に加担したと見なされることがあります。
信用失墜
一度詐欺的な商品を紹介してしまうと、その紹介者の信用は大きく損なわれます。フォロワーや視聴者は、他の情報や推奨にも疑念を抱くようになって、フォロワー数や視聴回数が減ることがあります。
罰金や行政処分
政府や監督機関が介入する場合、罰金や行政処分が科されることがあります。例えば、消費者庁などの監督機関は、不適切な広告や誤解を招く表現に対して厳しい措置を取ることがあります。
契約解除や提携解除
企業やブランドとの提携契約を結んでいる場合、不適切な紹介によって契約が解除されることがあります。ブランド側は、自社のイメージや信頼性を守るため、問題を起こした紹介者との関係を解消することがあります。
公的謝罪と補償
状況によっては、公的に謝罪を求められることがあります。さらに、被害を受けた消費者に対して補償を行うことが必要になる場合もあります。これは紹介者の財政的な負担となることがあります。
具体例
以下に、実際に問題となったケースをいくつか紹介します。
- YouTuberの案件動画に関する問題 有名なYouTuberがスポンサー契約を結んだ企業の商品を紹介したら、その商品が詐欺的な内容を含んでいることが発覚。これにより、そのYouTuberは大きな批判を受け、スポンサー契約が解除されました。
- インフルエンサーのInstagram投稿に関する問題 多くのフォロワーを持つインフルエンサーがダイエットサプリメントを宣伝しましたが、そのサプリメントに関する虚偽の効果が明らかになり、法的措置を取られて罰金を科されました。
参考リンク
以下にPRやステルスマーケティング(ステマ)に関する参考リンクをいくつか紹介します。
消費者庁消費者庁ウェブサイト消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的として、消費者行政に関する施策や、消費者問題に関する注意喚起等の情報を発信しています。
- 消費者庁 – 不適切な表示や広告に関する情報 – 消費者庁の公式サイトで、表示や広告に関する法律やガイドラインを確認できます。
- JFTC – ステルスマーケティングに関する報告書 – 日本公正取引委員会の公式サイトで、ステルスマーケティングに関する報告書が掲載されています。
詐欺事例や法律関連の参考リンク
日本消費者協会トップページ - 一般財団法人 日本消費者協会 | JCA...
これらのリンクを参考にして、PRやステマに関する理解を深めてくださいね。詐欺的な商品やサービスに関する情報も確認できるので、より慎重な判断をするための手助けになりますよ。
まとめ
PRやステマで詐欺的な商品やサービスを紹介してしまうことは、法的責任や信用失墜などの深刻な影響をもたらします。紹介者は広告内容の真実性を確認し、倫理的な基準を守ることが重要です。
また、消費者も情報の信頼性を確認し、慎重に判断することが求められます。
見てる自分たちも
何を信じるか、を見極める必要があるね。